農業女子、片手間でSNSやった過去②
こんにちは、アサノちゃんです。
前回記事の続きです。
撮影したものを編集投稿しようにもなかなか眠くて投稿できず。
あかん!と思い、投稿することにしました。
スマホでチャチャっと編集っしょ〜!と思ったけど
近頃フィルターとかフレームとか、埋め込むだけで簡単にできるものがたくさんありますよね。
だから写真や動画も5分で完成すると思ったんです。
でも問題が。
「え!?フィルターかけたらなんか画質落ちたんですけど」
「画面にノイズが入っちゃった、なんで?」
「綺麗に取ったつもりなのに、やっぱり色味が気に入らない・・・」
と、気に入らねー!の連続でした。
どこかで聞いた「スマホでも映画が撮れる!」のようなキャッチフレーズで、スマホでも一眼レフと同じような撮影ができると勘違いしていたんですよね。
カメラセンサーの大きさが違うんだよとか、色味を多く拾う撮影をしないとだめだよとか、今ならわかるのですが、そのような概念すらもなかったです。
思い込みって怖い。
いやはや、スマホのカメラも素晴らしいんですが、凝り性なところもあって納得できず。
結局みずみずしさは自分の思うように表現できなくてレトロ風加工に全振り、という形に落ち着きました。
これはこれでおしゃれにはなってて気に入ってます。
え?見逃したんだけど?
こんなふうにいつもの農作業の時間+SNSのために写真や動画を編集していました。
加えて収穫の時期は誰に何を売ったかの帳簿管理もありました。休日、休憩時間という概念さえなくなってた。
でも大変といえど好きな作業だったし半分は自分の凝り性により時間を取られていたので楽しかったです。
でも、めちゃくちゃ嫌なことがありました。
推しの生配信を見逃したことがあったんです。
つい作業に夢中になっていて・・・ウワァァァってなりました。
休日も休憩時間の概念は無くなろうと推しの生配信を見る時間だけは守っていたのに・・・!
オタクとして大切な部分を自らの手で潰してしまったようでメンタルにきました。
最近はしっかり生配信の通知設定をしてるからそんなこと絶対ないけどね!
観たよと言ってもらえて本当に嬉しかった
バリバリに小顔と美肌加工してますごめん
そんなこんなで紆余曲折ありつつやってみた写真や動画はたくさんの人に見てもらえました。
友人に「アサノのインスタ見てると田舎に行きたくなる!」と言われたり、同じ農家をされている方からいいねがたくさん貰えて励みにもなりました。
そして、Twitterのみで交流していた同じオタク仲間の方と、初めてオタクのイベントでお会いした時、「葡萄農家してる方ですよね!Twitterにあげてる葡萄の動画見ましたよ!」と声をかけられたのもびっくり。初めて会う子なのに。
しかも、応援している声優さんにまでファン交流会で「Twitterに葡萄の収穫動画あげてますよね?観ましたよ〜農業っていいですね〜!」とニコニコと言われました。
(「え?推しが私の動画見てんの・・・???」と嬉しいより驚愕が勝って完全に思考停止しました。)
「葡萄農家やってるオタクがおるぞ」と、数多くの人に覚えられました。
SNSはたくさん考えることがある実感した
しかしハッピーエンドというわけではない。
私のSNSをやった目的は、今から分析すると、「農業やってるんやで!葡萄作ってるんやで!見てくれや!」というだけだったので十分達成できたなと思うんですが。
これがもし目的が販促・集客も兼ね備えたSNSだと、厳しかったなと思いました。
集客となると、どんなふうにサムネイルで目を引いてもらえるか、綺麗に色味を見せられるか、どれくらい集客を見込めるか、など考えることはたくさんですからね。
そもそも家の葡萄は新鮮さを売りにしてるから、販売のためのSNSで果物をレトロ風に撮るのもお爺ちゃんに怒られるだろうな~!
SNSは片手間で出来るけど片手間じゃできないほど奥深い!
スマホでポチポチとできるものなので、ハードルが低くて誰でもできるSNS。でも実際、それを生かして、何を伝えたくて、何を産み出そうとするかは慎重に考え行動しなきゃいけないです。けれどワクワクするところたくさんありますよ!ぜひ、SNS CM/WEB CMを作っている弊社と楽しいものを創りましょう!