『今日からみやもと』という芸名の由来
![](https://beneroot.net/wp-content/uploads/2020/12/20201201logtum.png)
このベネルートのブログやFacebookをご覧の方にはお馴染み(?)になりつつある、
今日からみやもとです!
2020年も、気付けば残り1ヶ月。
毎年、毎年、
『今年はいろんなことがあったね』
と、もはや定型文のような会話を繰り返しておりましたが、
今年はみんな実感のこもった
『今年はいろんなことがあったね』
という会話を、すでにしていると思います。
これを書く僕も、その一人です。
出演を予定していた舞台や公演が全て延期や中止になりました・・・。
こればかりは仕方ないですが、
いろいろな現場で仕事をすることで、「また新たな出会いや繋がりが生まれていたのかもしれない」
と思うと、やはり悔しい気持ちです。
![](https://beneroot.net/wp-content/uploads/2020/10/12918807147874.jpg)
「今日からみやもと」という芸名を使うようになり、
『どうして「今日からみやもと」って芸名なの?』
と聞かれます。
『〈今日から〉ってことは、昨日は誰なの?』
とか、
『明日は誰?』
と聞かれます(笑)
まぁ、冷静に考えたら変な芸名ですよね。
そこで今日のブログでは「今日からみやもと」の由来を書きます(笑)
![](https://beneroot.net/wp-content/uploads/2020/11/吉備津彦神社.jpeg)
まず、
『今日からみやもと』という芸名を考えてくださったのは、
モノマネ芸人のアモーレ橋本さんです。
「サッカー日本代表の長友佑都選手」のモノマネでお馴染みの、あの方です。
ーーーきっかけは、アモーレ橋本さんと舞台で共演した時ーーー
当時の僕は本名(しかも漢字)の「宮本隆弘」で活動していました。
するとアモーレ橋本さんが、
ア 『宮本君は、芸名をつけた方がいいと思うんだ。名前の「宮本隆弘」っていう堅い字面のイメージと、会って話した時の印象が違って、柔らかさを感じるんだ。せめて平仮名の「みやもとたかひろ」にしたほうがいいと思う。でもせっかくだから芸名つけようよ!』
と言ってくれました。
アモーレ橋本さんの方から話しかけてくださって、しかも一緒に芸名を考えてくれると言うのです!
僕は嬉しくて、
み 「はい! ぜひお願いします! どんな芸名がいいですかね??」
と言うと、アモーレ橋本さんは少し考えて、
ア 『そうだなぁ・・・・・・・・・〈ボンジョルノ宮本〉はどうかな?』
み 「いや、それ完全に〈アモーレ橋本〉に引っ張られてる名前じゃないですか!!」
ア 『そうか、じゃあ・・・・・・〈パニーニ宮本〉は?』
み 「同じですよ!」
ア 『じゃあ〈宮本カルパッチョ〉は??』
み 「名前の前後を逆にしただけでしょ!!」
・・・といった感じで、
全く芸名が決まりませんでした(笑)
この後も似たようなパターンの芸名候補が羅列されていきますが、なかなか「これ!」という芸名に出会えません。
するとアモーレ橋本さんが突然、
ア 『もうさ、〈今日からみやもと〉でよくない?(笑)」
と言うのです。
僕は思わず、
「いや、どういう意味なんですか!?」
と言って、芸名が決まることなく、会話が終わりました。
ーーーそれから数ヶ月してーーー
アモーレ橋本さんの単独ライブが行われるというので、招待していただき、観に行きました。
受付で、
「ご招待いただいた、宮本隆弘です」
と言うと、
スタッフの方があたふたしています。
スタッフ 『申し訳ありません。ご招待の方の中に、宮本隆弘様のお名前がありません。』
み 「え? でも、アモーレ橋本さんから連絡もいただいているんですけど・・・」
スタッフ 『・・・ひょっとして・・・今日からみやもと、様ですか?』
み 「・・・え?」
スタッフ 『アモーレ橋本から、〈今日からみやもと〉のお名前で招待を受け付けておりますので、そちらのお名前ではないですか?』
み 「・・・・・・はい、それ、僕です(恥)」
スタッフ 『あ、そうでしたか! では、今日からみやもと様、お待ちしておりました。会場のほうへどうぞ・・・』
こうして、
僕は今日からみやもとになりました。
アモーレ橋本さん、その節はありがとうございました。
そんな縁もあって、
アモーレ橋本さんを始めとし、先輩の芸人・俳優さんと「JADE☆BOX」というユニット活動も行っています。
本来であれば、
今年の4月と6月に東京で公演を予定しておりましたが、新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言で延期・中止となってしまいました。
僕だけじゃなく、
多くの、
芸能に携わる人たちにとっては、
仕事や出会いの機会が失われてしまいました。
僕が〈今日からみやもと〉という芸名に出会えたのも、舞台やライブができる環境があり、多くの方と出会えたからです。
そんな機会が少しでも早く復活すればいいなと思いますし、
この状況だからこそできる可能性もどんどん探って作っていきたいと思います!
今年もあと少し、頑張ります!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ボンジョルノ宮本でした!!(笑)